副業を始める前の僕は、会社の仕事と自分の人生を、どこか別のものとして考えていました。
本業は本業。
生活のためにやるもの。
その外に、自分のやりたいことや将来につながることがある。
そんなふうに、少し切り分けて見ていた気がします。
もちろん、その感覚が間違っているわけではありません。
実際、仕事がしんどい時ほど「これは生活のため」と割り切らないとやっていけないこともあります。
ただ、副業を始めてから、その見え方が少し変わりました。
それは、会社の仕事も、自分の外にあるものではなくなってきたということです。
今回は、副業やブログを始めてから、本業の仕事に対する見え方がどう変わったのかを、実体験ベースで書いてみます。
以前は、本業と自分の成長がつながっていなかった
以前の僕は、会社の仕事を「こなすもの」として見る感覚が強かったです。
もちろん、その中で学ぶことはあります。
でも、それが自分のこれからにどうつながるかまで考えることは、あまり多くありませんでした。
特に、公務員として働いていた頃は、安定はあっても、この先の選択肢が広がっていく感覚は強くありませんでした。
毎日をこなして、求められることをやる。
それ自体は必要なことですが、どこかで「この経験は何になるんだろう」と思う感覚もありました。
たぶん当時は、本業の中に「自分の資産になるもの」を見つける視点が弱かったんだと思います。
副業を始めてから、「仕事の持ち帰り方」が変わった
副業を始めて一番変わったのは、本業の出来事をその場で終わらせなくなったことです。
以前なら、
- 今日は疲れた
- うまくいかなかった
- しんどかった
で終わっていたことを、今は少し違う見方で捉えるようになりました。
たとえば、
- 相手にどう伝えれば伝わりやすかったのか
- どこで認識のズレが起きたのか
- どういう言葉だと相手が安心しやすいのか
- どの場面で自分が詰まりやすいのか
こういうことを、仕事が終わったあとに考えるようになりました。
副業やブログを書くようになると、日々の仕事の中にある失敗や違和感が、そのまま学びの材料になります。
それまでは「ただ疲れるだけ」で流れていたことが、少しずつ自分の中に残るようになりました。
本業は「時間を切り売りする場所」だけではなくなった
副業を始める前は、本業に対してどこか受け身でした。
会社に時間を出して、対価として給料をもらう。
もちろん、それは今も仕事の基本です。
でも今は、それだけではないと思うようになりました。
本業の中にも、
- 伝え方
- 人との距離感
- 提案の仕方
- 信頼の作り方
- 時間の使い方
みたいに、会社の外でも使えるものがたくさんあります。
副業を始めたことで、それらを「会社だけで終わる経験」としてではなく、自分の外に持ち出せる力として見るようになりました。
この見え方の変化は、かなり大きかったです。
副業を始めたからこそ、本業のしんどさも違う意味を持つようになった
本業が楽になったわけではありません。
営業職として働く中で、雑談の難しさや人との距離感に悩むこともあります。
向いていないのではと思うこともあります。
しんどい日は普通にあります。
でも、副業を始めてからは、そのしんどさを「ただ消耗するだけのもの」とは見なくなりました。
たとえば、人との会話で詰まった経験も、
あとから振り返れば「自分はどういう場面で言葉が出にくいのか」を知る材料になります。
うまく伝えられなかった日も、
「読まれる文章を書く時に、何が足りなかったか」と似た視点で考えられたりします。
もちろん、無理に全部を前向きに変換する必要はありません。
でも、少なくとも以前よりは、仕事の中に意味を見つけやすくなりました。
会社の外に軸ができると、本業に依存しすぎなくなる
これはかなり大きい変化でした。
副業を始める前は、本業の調子がそのまま気持ちに直結しやすかったです。
仕事がうまくいけば少し安心する。
逆にうまくいかないと、全部がダメな気がする。
でも、副業やブログを続けていると、本業以外にも少しずつ自分の軸ができます。
今日の記事を少し進めた。
ひとつ応募した。
考えたことを言葉にできた。
こういう小さな積み上げがあるだけで、本業の結果に気持ちを全部持っていかれにくくなります。
これは逃げではなく、会社だけに自分の価値を預けすぎない感覚に近いです。
本業に依存しすぎなくなると、不思議と本業そのものも少し見やすくなりました。
今は、本業も副業も「自分の資産にできるか」で見るようになった
今の僕は、本業と副業を完全に別物とは考えていません。
もちろん、役割は違います。
でも、どちらも「自分のこれからに残るか」という視点ではつながっています。
本業で得た経験が、副業で言葉になる。
副業で鍛えた視点が、本業での伝え方に返ってくる。
この行き来が少しずつできるようになってから、働くことの見え方はかなり変わりました。
以前より、本業を前向きに美化しているわけではありません。
ただ、本業の中にも持ち帰れるものがあると思えるようになった。
それだけでも、仕事との向き合い方はかなり違います。
まとめ
副業を始める前の僕は、会社の仕事をどこか「生活のためのもの」として切り分けて見ていました。
でも、副業やブログを始めてから、本業の見え方は少し変わりました。
- 仕事の失敗や違和感を、その場で終わらせなくなった
- 本業の中にも、会社の外に持ち出せる力があると感じるようになった
- 会社だけに自分の価値を預けすぎなくなった
この変化は、自分の中ではかなり大きかったです。
副業は、収入を増やすためのものでもあります。
でもそれだけではなく、本業の経験を自分の資産として回収する視点も与えてくれるものだと思います。
もし今、会社の仕事がただ消耗するだけのものに感じているなら、
その中に「持ち帰れるもの」がないかを見るだけでも、少し見え方が変わるかもしれません。
僕自身もまだ途中ですが、これからも本業も副業も、自分のこれからに残る形にしながら進んでいきたいと思っています。