公務員を辞めて転職した時、正直それだけで十分大きな変化でした。
働く環境が変わる。
人間関係も変わる。
仕事内容も変わる。
だから最初は、副業までやろうとはそこまで考えていませんでした。
まずは今の仕事に慣れること。
新しい環境でやっていくこと。
それが先だと思っていたからです。
でも、実際に転職して働く中で、少しずつ副業を意識するようになりました。
それは単純に「もっと稼ぎたい」と思ったからだけではありません。
むしろ、働き方や収入を会社ひとつに預けることへの不安が、前よりはっきり見えるようになったからです。
今回は、公務員から転職した僕が、なぜ副業を意識するようになったのかを、実体験ベースで整理してみます。
転職したらすべて解決すると思っていたわけではない
公務員を辞めた理由は、「このままでいいのか」という違和感が強くなっていたからです。
安定はある。
でも、その安定だけで長く働き続けられるのかには疑問がありました。
だから転職を選びました。
ただ、転職したからといって、人生の不安が全部なくなるとは思っていませんでした。
それでも当時は、環境が変われば今より前向きになれる部分は大きいだろうと思っていました。
実際、その感覚は間違っていなかったと思います。
納得感は前より増えました。
でも同時に、新しい不安も見えるようになりました。
転職して、お金の不安が前より現実的になった
一番大きかったのは、お金のことです。
転職によって、以前より給料は下がりました。
もともと物価も上がっている中で、その変化は思った以上に現実的でした。
生活できないわけではない。
でも、余裕があるとも言えない。
そういう状態になると、お金の不安は一気に身近になります。
公務員時代も将来の不安がなかったわけではありません。
ただ、転職後の方が「このまま会社の給料だけで大丈夫なのか」と、具体的に考えるようになりました。
ここで初めて、収入源がひとつしかないことへの不安をはっきり意識した気がします。
副業を意識したのは、収入を増やしたいだけではなかった
副業というと、「もっとお金がほしいからやるもの」と見られやすいと思います。
もちろん、それもあります。
実際、収入を増やしたい気持ちはありました。
でも、僕が副業を意識するようになった理由は、それだけではありませんでした。
大きかったのは、会社以外にも、自分で少しずつ積み上げられるものを持ちたかったことです。
転職をしても、結局会社員であることには変わりません。
働く場所が変わっても、収入の土台がひとつだけなら、不安の形が少し変わるだけだとも感じました。
だからこそ、会社とは別に、自分の力で少しずつ積み上げられるものがほしくなりました。
それが、副業やブログを意識し始めた大きな理由だったと思います。
公務員時代より「選択肢を増やしたい」という気持ちが強くなった
公務員を辞めた時点で、安定より前進を選んだ感覚はありました。
でも、転職後に副業を意識するようになって、初めて「選択肢を増やす」という考え方が自分の中ではっきりしました。
会社を辞めるか続けるか、だけではない。
今の仕事を続けながら、別の道を育てることもできる。
この感覚はかなり大きかったです。
いきなり独立するわけではない。
でも、会社だけに頼らずに済む可能性を少しずつ育てることはできる。
そう思えるようになってから、副業は「お金を増やす手段」だけでなく、これからの働き方の選択肢を増やす行動として見るようになりました。
副業を始めたことで、仕事の見え方も少し変わった
面白かったのは、副業を意識するようになってから、本業の見え方まで少し変わったことです。
以前よりも、「この仕事から何を学べるか」を考えるようになりました。
人とのやり取り、伝え方、時間の使い方。
そういうものを、会社の中だけで終わらせずに、自分の力として持ち帰る感覚が出てきました。
これは、公務員時代にはあまり強くなかった感覚です。
会社で働くことと、自分の人生を切り分けるのではなく、
働きながら、自分の資産になるものを増やしていく。
副業を意識し始めたことで、そういう考え方に変わってきた気がします。
今の僕にとって、副業は「保険」でもあり「前進」でもある
今の僕にとって、副業は単なる小遣い稼ぎではありません。
もちろん、収入面の安心につながる部分はあります。
でも、それ以上に大きいのは、自分で前に進んでいる感覚を持てることです。
会社の評価だけではなく、
自分で積み上げたものが少しずつ増えていく。
その感覚があるだけで、働き方の見え方はかなり変わります。
だから副業は、僕にとっては「保険」でもあり、「前進」でもあります。
もし今の仕事に不安があっても、会社をすぐ辞めるしかないわけではない。
働きながら育てられるものがある。
それはかなり大きな安心材料でした。
まとめ
公務員を辞めて転職したあと、僕が副業を意識するようになったのは、単純にもっと稼ぎたかったからだけではありませんでした。
大きかったのは、
- 転職してお金の不安が現実的になったこと
- 会社ひとつに収入を預けることへの不安が見えたこと
- 会社以外にも、自分で積み上げられるものを持ちたくなったこと
この3つです。
転職は大きな変化でした。
でも、それで全部が解決するわけではありませんでした。
だからこそ今は、会社員を続けながら、副業やブログを通して少しずつ選択肢を増やしていくことに意味を感じています。
もし今、
「転職したのに、なぜかまだ不安が残る」
そんな感覚があるなら、それは次の行動を考え始めるサインかもしれません。
僕自身もまだ途中ですが、これからも会社だけに頼らない形を少しずつ育てながら、前に進んでいきたいと思っています。